「お仕事で来たの?」
「はい、そうです。」
「そうなの。」
「お仕事ですか?」
「いやいや、もう年金で暮らしております。ここにはね、某美術館があるのね。戦争で亡くなった学生たちの絵があるの。それを観にきた。」
戦争で亡くなった人というとこの人よりやや上の世代か。
「どちらからお越しに?」
「わたしは九州の福岡から来ましてね。はるばると。」
「あなたは東京?」
「東京から来ました。週二回来てまして。」
「すごいね。」
老人はタバコに火をつけた。
「あなた若いよね?二十代?結婚してる?」
「もうXX歳ですよ。笑 いえ、しておりません。相手を探し中なもんで。」
二十代に間違えられるとは俺も満更でもない。
「きっと良い人がふっと現れるよ。」
「ですかね。ありがとうございます。」
「あなたは正規社員?」
「正社員でやらせていただいております。だから会社の経費でここに泊まれる。」
老人はにこやかに「そう。」とだけ呟いた。
そして一呼吸置いてタバコを吸った後ドアの近くに立った。
「成功すると良いね。」
「ありがとうございます。良い旅を。」
きっとこの老人ともう出会うことはない。
だがそれでも彼の幸せを願うのはなぜだろうか。しかし、それで良いのである。
生きてます。出張で泊まったホテルでのハイライトでした。
幸せな4月とゴールデンウィークを終えて魔の5月を迎えました。
プロジェクトが事前に聞いてた話と違うーーー
体制が違う、スケジュールが違う。挙げ句の果てに週二、三で新潟に行けと言われる。
おいおいおいおい。。
出張になったら満足にタバコ吸えねーじゃねえか。プロジェクトはすでに工数的に怪しい。前のプロジェクトの二の舞か。
ゴールデンウィークは高校時代の友人と10年ほどぶりに会いました。高校時代実はバンドを組んでたんですけど、みんな太っちゃいましたね。みんな痩せててかっこよかったのに。しかしカラオケは相変わらず上手い、上手すぎる。ボーカル以外も歌が上手いメンバーだったんですけど、俺が社会人になってから行った人たちの誰より上手い。この歳になるとみんな話は積立NISAだの健康だの子供がーとなります。といっても4人集まって3人未婚、どうなるんだこの国は。とまあ俺もその3人のうちの1人なんだけれど。
また夏に会おうというお話になったので再開を待ち侘びます。
あとはひたすらエルデンリングをやってた記憶がある。DLCに向けて純魔を作ったんだけどエルデンリングの純魔はソウルシリーズに比べて人権がある。2の闇術も強かったけど、エルデンリングの純魔は攻略しやすい。とりあえずボスに対して霊薬アズール砲をぶっ放すことにエルデンリングをしてる感を得られる。DLCが出たら魔術は少し期待したい。