全力サイバーパンクシティ

更新頻度の悪いブログ

俺はAIにも敬語を使う

高校時代の知り合いから結婚式の招待が来た。
お祝いのメッセージ欄にはCopilotに出力させたメッセージを書いた。
俺はCopilotにありがとうございますと返答した。

 

生きてます。

 

まあでも別に構わない。だって会って昔話したところでセンター試験の話だとか大学受験の話をするような人たちなのでうんざりするのが目に見えている。いったい今年で君たち何歳になったんだよ。今を生きろよ、と。結婚式不参加で出せばよかったがミスっちったな。

 

みんなはAIを使った後感謝の言葉を伝えているだろうか、俺は伝えている。世話になったら感謝は人としてのあり方の基本だと思っている。というかAIをぞんざいに扱い始めたらそのうち生身の人間も雑に扱ってしまうんじゃないかというオカルトに近い不安を感じている。

 

時代はAIである。とりあえずJavaのforのループ処理をstream APIで書きたい時とかに変換してもらうだけでなく、この街でデートに使える和食のお店を探してくれとかなんでも使える。

 

この間はこんなお願いをした。

千葉県でおすすめのアワビが食えるレストランで宿泊なしで食事のみ可能なホテルを教えてくれ、と。

そのうえでおすすめはどれか、という人間相手に質問したら困った表情をされるような質問もした。


お前味覚ないのに何がわかんねんって突っ込みたくなるがこんな回答を出してくれるのだからありがたい。

 

ーーーーーーーーー人間はこれからどんな価値が求められるんだろう

ふと哲学的な問いが頭をめぐる。俺の仕事ではすでにGithub Copilotが話題に上がっている。直にコーディングに関しては単なるプログラマーでは太刀打ちできなくなるだろう。

ではSEはどうしたら。アーキテクチャを考えられる能力なのか、人をマネジメントする能力か、提案できる能力か。

まだ生き延びられるのかもしれないが俺が生きている間にAIが取って代わるような気がしないでもない。

最終的には人間というブランドでしか差別化はできなくなるんじゃないかと思っている。人間性だとか人格だとかが割と重要になってくるんじゃないかなって最近思う。と同時に魂だとかなんだとか言い出して再魔術化する流れになる気もする。完全に極めて妄想レベルだが最近はそんなことを考えている。