全力サイバーパンクシティ

更新頻度の悪いブログ

既婚者友人の話をマウントに感じてしまう話

生きてます。

 

この歳になると結婚してる友達も多く、ライフスタイルに差分が大きく出始めます。

昨年結婚した友達と話したんだが奥さんが妊娠したらしい。

「いやねー、奥さんが悪阻になったら夫として支えられる準備したほうが良いよ。」

「子供できてから結婚はダメ、順番を守ることこそ大人だよ。」

「最近家も買ってさー。」

聞いてもないのにこれである。

いや、俺の心が狭くなったのか、あるいは余裕がないのか。

「あのさあ、夫としてとか言われても別に俺は結婚してねえんだからそんなこと言われても困るんだよね。それに本当に子供が欲しいような人が、結婚して子供できなかったらどうするんだ。結婚しました、子供が出来ませんじゃ困るんだよ。大体婚姻制度なんて嫡出児を守るための制度なんだから子供ありきなんだよ。別に君は君の考えでいいと思うが、価値観の押し付けをするのはいかがなものか。相手が自分の価値観と同じになると思ってるんなら、君はいささか子供おじさんが過ぎるんじゃないか?それに君は結婚式もして家も買って子供も作って大丈夫なのか?海沿いの家なんだろ?東日本大地震液状化したじゃん。安物買いの銭失いにならないといいが。もっとも余裕があるわけでないのは知っている。そんなんで君は親が君にしたように中学受験させたり部活やらせたり予備校行かせて私立の大学に行かせられるのか?親が子供に与えられたことをできないなんて情けない話じゃないか?俺はそんな風にはなりたくない。」

とそれはもう捲し立てたかった。。

 

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ。別の友達もいたしな。

 

だって、こいつ何か気に食わない意見少しでも出されると機嫌悪くなるんだもん。昔なら言ってたのかもしれない。でも俺は大人だから、「へ、へえー。」としか言わなかった。これは強さなのか弱さなのかもうわからない。歳をとって面倒くさい人がいると「さすがー、知らなかった、すごい、センスいい、そうなんだ」しか言わなくなる。

 

「今度買った家のリフォームが終わるから来てよ」と言われた。妊娠中の奥さんがいるんなら気を使うじゃん。

 

僕は自分の現実に満たされてないからこんなことを考えてしまうんだろうか。衣食足りて礼節を知るとはよく言ったもので俺はさらに幸福も足りないと余裕も生まれない。残念だけどもう他人の幸せなんて祝福出来ない。地に落ちて欲しいとさえ感じる。

 

こんなことを書いてしまうあたりもう俺の中で彼は友達じゃないのかもしれない。

 

しかし、それでも構わないと思う。